検証済みTOB事例

マブチモーターのTOB・MBO事例:マブチモーター(2002-05-17公表・2002年収録)

マブチモーターの自己株式TOBは、公式履歴で2,000,000株を23,800,000,000円で取得した事実まで確認でき、単純除算した1株当たり実績額は11,900円になる。ただし当時の開始通知と結果通知が未取得なため、目的や応募状況を補って語らない。

主要条件

対象会社 マブチモーター 6592
買付者 マブチモーター マブチモーター←マブチモーター
TOB価格 11,900円 比較基準株価: 参照株価不掲載
プレミアム 算定不可 基準不掲載
公開買付期間 2002-05-17 - 2002-06-06 代理人不掲載
最終進捗 成立 2002-06-06 / 自己株式TOBにより普通株式2,000,000株を総額23,800,000,000円で取得

TOB応募の確認事項

案件の読み方

条件メモ

買付価格は11,900円、比較基準株価は参照株価不掲載です。

プレミアムは算定不可で、分類はプレミアム算定不可です。

公開買付期間は2002-05-17 - 2002-06-06、進行状況は終了として整理しています。

最終進捗は成立、最終イベントは2002-06-06の「自己株式TOBにより普通株式2,000,000株を総額23,800,000,000円で取得」です。

確認ポイント

  • プレミアムを算定できない案件では、公開買付届出書、意見表明報告書、結果公表で買付価格、基準株価、算定根拠を直接確認する。
  • マブチモーターとマブチモーターの資本関係、応募契約、買付予定数の下限・上限、成立後の上場維持または非公開化方針を確認する。
  • 最終判断では速報だけでなく、対象会社の意見表明、公開買付届出書、訂正届出書、結果公表を確認する。

一次資料に基づく案件別分析

結論

マブチモーターの自己株式TOBは、公式履歴で2,000,000株を23,800,000,000円で取得した事実まで確認でき、単純除算した1株当たり実績額は11,900円になる。ただし当時の開始通知と結果通知が未取得なため、目的や応募状況を補って語らない。

確認した事実

  1. f-mabuchi-1 確認済み マブチモーターの公式取得履歴は、2002年5月17日から6月6日に公開買付け方式で自己株式を取得したと記録している。

  2. f-mabuchi-2 確認済み 同じ公式履歴が示す取得株式数は2,000,000株で、取得金額は23,800,000,000円だった。

  3. f-mabuchi-3 確認済み 取得金額23,800,000,000円を2,000,000株で除した1株当たり実績額は11,900円となる。

  4. f-mabuchi-4 確認済み 公式ページは取引方法を市場買付けではなく公開買付けと明記しており、自己株式TOBとして分類できる。

  5. f-mabuchi-5 条件付き確認 今回確認した現行公式履歴には、当時の予定買付株数、応募株数、応募者数や決済開始日の記載はない。

  6. f-mabuchi-6 確認済み 発行会社の株式情報ページから自己株式の取得状況が公式IR情報として現在も案内されている。

背景

自己株式の公開買付けは、会社自身が株主へ同一条件の売却機会を提示する資本政策である。マブチモーターについては期間・取得株数・総額が後年の公式一覧に残るので取引の存在は強く確認できるが、一般的な自己株取得目的をこの個別案件の理由へ代入してはいけない。

2,000,000株と238億円の組合せは11,900円で整合し、現行リストの価格とも一致する。この算術整合はデータ品質の検算には有効だが、当初価格決定の根拠、直前株価との関係、予定上限を示す証拠にはならない点を明示する。

なぜこの取引が選ばれたか

取得済み自己株式は将来の消却、株式交換、報酬、売却など複数用途を取り得るものの、今回の公式履歴は2002年案件の使途を説明していない。したがって分析では「資本効率向上のためだった」と断定せず、企業が公開買付方式を選んだという確認可能な範囲に止める。

公開買付方式を使うと市場内買付けと異なり、期間と価格を固定したうえで応募を募る。実際の2,000,000株が当初上限と同じだったか、応募超過時に按分したかは原結果資料が必要であり、総額だけから「計画どおり全量取得」と推定しない。

プレミアムの読み方

11,900円は取得総額を取得株数で割った確定的な実績単価だが、プレミアム又はディスカウントの基準となる市場価格を一次資料で確認していない。自己株式TOBでは大株主の換金目的や価格ディスカウントもあり得るため、一般的な買収プレミアムの枠を機械的に適用しない。

少数株主の論点

応募株主にとって重要なのは11,900円で売却できる数量と、応募超過時の取扱いだったはずだが、現行履歴は応募総数や按分結果を載せていない。非応募株主についても、取得後の発行済株式数や消却の有無がなければ持分効果を定量化できない。

結果の評価

公式に閉じられるのは、2002年5月17日から6月6日、公開買付方式、2,000,000株、238億円という四点と、それらから検算できる11,900円である。これは成立確認には十分だが、予定対実績や資本政策の意図を深掘りするには当時の適時開示がなお必要である。

確認できない点・限界

後年の公式取得履歴が期間、取得株数、取得金額、公開買付け方式を支える一方、当時の開始・結果資料、応募株数、買付後自己株式比率、価格算定根拠は確認できていない。1株11,900円は取得金額を取得株数で除した実績上の値であり、当時の公告に記載された買付価格として断定しない。応募倍率や価格プレミアムも、原資料を回収するまで評価を留保する。

このTOBの位置づけ

案件タイプ

自己株式の公開買付けは、会社自身が株主へ同一条件の売却機会を提示する資本政策である。マブチモーターについては期間・取得株数・総額が後年の公式一覧に残るので取引の存在は強く確認できるが、一般的な自己株取得目的をこの個別案件の理由へ代入してはいけない。

2,000,000株と238億円の組合せは11,900円で整合し、現行リストの価格とも一致する。この算術整合はデータ品質の検算には有効だが、当初価格決定の根拠、直前株価との関係、予定上限を示す証拠にはならない点を明示する。

読みどころ

取得済み自己株式は将来の消却、株式交換、報酬、売却など複数用途を取り得るものの、今回の公式履歴は2002年案件の使途を説明していない。したがって分析では「資本効率向上のためだった」と断定せず、企業が公開買付方式を選んだという確認可能な範囲に止める。

公開買付方式を使うと市場内買付けと異なり、期間と価格を固定したうえで応募を募る。実際の2,000,000株が当初上限と同じだったか、応募超過時に按分したかは原結果資料が必要であり、総額だけから「計画どおり全量取得」と推定しない。

11,900円は取得総額を取得株数で割った確定的な実績単価だが、プレミアム又はディスカウントの基準となる市場価格を一次資料で確認していない。自己株式TOBでは大株主の換金目的や価格ディスカウントもあり得るため、一般的な買収プレミアムの枠を機械的に適用しない。

応募株主にとって重要なのは11,900円で売却できる数量と、応募超過時の取扱いだったはずだが、現行履歴は応募総数や按分結果を載せていない。非応募株主についても、取得後の発行済株式数や消却の有無がなければ持分効果を定量化できない。

会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-17です。

条件と進捗

開始種別自己株式

案件区分自己株式TOB

スケジュール終了

応募期間2002-05-17 - 2002-06-06

イベント数1

上場・手続き上場方針不掲載

100株損益不掲載

3か月プレミアム算定不可