野村證券
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TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
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買付価格は360円、比較基準株価は360円です。
プレミアムは+0.00%で、分類は低プレミアムです。
公開買付期間は2018-07-11 - 2018-08-08、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2018-08-09の「ヤフー株式会社株券等に対する公開買付報告書」です。
ヤフーのTOBは、外部から支配権を奪う買収ではなく、ソフトバンクグループ、通信子会社ソフトバンク、Altaba、ヤフー自身の間で大口持分を組み替える取引だった。価格360円は公表前終値と同額で、約19.8億株もの応募を上限約6.14億株へ按分した。上場を維持したまま、通信とインターネット事業の直接的な資本関係を作った点が核心である。
f55-ownership 確認済み TOB前、ソフトバンク自身はヤフー株式を保有していなかったが、親会社ソフトバンクグループは子会社2社を通じて合計2,445,487,300株、42.95%を保有していた。
f55-structure 確認済み ソフトバンクはAltabaが保有するヤフー株式の一部613,888,888株を取得する契約を結び、ヤフーによる自己株TOBも同時に実施される並行取引だった。
f55-price 確認済み 買付価格360円は公表前営業日終値360円と同額で、直近3か月平均400円に10.00%のディスカウント、6か月平均457円に21.23%のディスカウントだった。
f55-terms 確認済み 期間は2018年7月11日から8月8日までの20営業日で、下限と上限はいずれも613,888,888株とし、応募超過時は按分する条件だった。
f55-listing 確認済み 本件はヤフーの上場廃止を企図せず、TOB後も上場を維持する方針で、ヤフー取締役会はTOBに賛同しつつ応募判断は株主に委ねた。
f55-result 確認済み 応募1,977,728,110株に対して按分を行い、端数処理により上限を12株上回る613,888,900株を取得し、報告書計算上のTOB後所有割合は47.17%となった。
従来のヤフー支配はソフトバンクグループの別子会社を介しており、通信事業会社ソフトバンクは直接株主ではなかった。Altabaの売却意向を契機に、同社持分の一部をソフトバンクが買い、同時にヤフーが自己株TOBを行うことで、グループ内外の保有を再配置した。したがって買付者の新規参入より、既存支配関係の中で事業当事者との距離を縮める資本政策として読むべきである。
下限と上限を同数にしたのは、取得量をAltabaとの契約数量へ固定するためだった。少しでも不足すれば買わず、超えれば按分するため、通常の『一定数以上なら全応募を取得』という全株型とは正反対である。さらに上場維持と応募中立を明示し、一般株主への退出勧誘よりも大口ブロックの移動を制度上のTOBで実行する性格が強かった。
360円は前営業日終値と同額でプレミアム0%、1か月平均369円比では2.44%、3か月平均400円比では10.00%のディスカウントだった。公表翌日の提出日前営業日終値401円と比べると10.22%低い。一般株主に高値売却を促す価格ではなく、Altabaとの合意価格を全株主へ同じ条件で開くことを優先した設計だったと評価できる。
応募は上限の約3.22倍に達し、按分は不可避だった。ディスカウント価格でもこれだけ集まった理由は公開資料だけで一意に決められないが、巨大な大口応募契約、同時の自己株TOB、株主ごとの税務・執行条件などが絡む特殊案件である。応募総数をそのまま『360円が市場評価より魅力的だった』証拠と解釈するのは危険である。
代表値は360円対360円の0.00%であり、従来のマイナス8.86%という表示は公表前終値以外の基準を混ぜた可能性がある。3か月平均400円比はマイナス10.00%と別に示すべきだ。価格が市場終値と同じでも、中期平均や提出日前日の上昇後株価には届かないため、『プレミアムなし』と『全期間で同水準』は同義ではない。
一般株主は360円で応募できたが、応募超過により希望株数の全てが買われる保証はなかった。非取得分は上場ヤフー株として戻り、統合後の価値変化へ参加できる。価格上乗せの代わりに上場継続と選択可能性が残る一方、複数の同時TOBとグループ内保有の変化を理解しないと、どの当事者がどれだけ売買したかを誤読しやすい案件だった。
ソフトバンクは予定数量を取得し、通信事業会社としてヤフーへ直接10%超の持分を持つ狙いを達成した。公開買付報告書の計算上は特別関係者込み47.17%であるが、これは単独持分と同義ではない。上場廃止も完全子会社化も目的ではないため、成功の尺度は応募率ではなく、固定数量の取得と上場・流動性を両立したかに置くべきである。
本稿はソフトバンク側TOBを主対象とし、同時に行われたヤフーの自己株TOBについては開始届出書に記載された関係だけを扱う。両取引の決済後における各グループ会社の最終持分、税務上の応募動機、その後の社名変更や追加資本取引は追跡していない。47.17%は公開買付報告書様式上の数値として限定的に用いた。
従来のヤフー支配はソフトバンクグループの別子会社を介しており、通信事業会社ソフトバンクは直接株主ではなかった。Altabaの売却意向を契機に、同社持分の一部をソフトバンクが買い、同時にヤフーが自己株TOBを行うことで、グループ内外の保有を再配置した。したがって買付者の新規参入より、既存支配関係の中で事業当事者との距離を縮める資本政策として読むべきである。
下限と上限を同数にしたのは、取得量をAltabaとの契約数量へ固定するためだった。少しでも不足すれば買わず、超えれば按分するため、通常の『一定数以上なら全応募を取得』という全株型とは正反対である。さらに上場維持と応募中立を明示し、一般株主への退出勧誘よりも大口ブロックの移動を制度上のTOBで実行する性格が強かった。
360円は前営業日終値と同額でプレミアム0%、1か月平均369円比では2.44%、3か月平均400円比では10.00%のディスカウントだった。公表翌日の提出日前営業日終値401円と比べると10.22%低い。一般株主に高値売却を促す価格ではなく、Altabaとの合意価格を全株主へ同じ条件で開くことを優先した設計だったと評価できる。
応募は上限の約3.22倍に達し、按分は不可避だった。ディスカウント価格でもこれだけ集まった理由は公開資料だけで一意に決められないが、巨大な大口応募契約、同時の自己株TOB、株主ごとの税務・執行条件などが絡む特殊案件である。応募総数をそのまま『360円が市場評価より魅力的だった』証拠と解釈するのは危険である。
代表値は360円対360円の0.00%であり、従来のマイナス8.86%という表示は公表前終値以外の基準を混ぜた可能性がある。3か月平均400円比はマイナス10.00%と別に示すべきだ。価格が市場終値と同じでも、中期平均や提出日前日の上昇後株価には届かないため、『プレミアムなし』と『全期間で同水準』は同義ではない。
一般株主は360円で応募できたが、応募超過により希望株数の全てが買われる保証はなかった。非取得分は上場ヤフー株として戻り、統合後の価値変化へ参加できる。価格上乗せの代わりに上場継続と選択可能性が残る一方、複数の同時TOBとグループ内保有の変化を理解しないと、どの当事者がどれだけ売買したかを誤読しやすい案件だった。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-16です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール終了
応募期間2018-07-11 - 2018-08-08
イベント数2
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム-10.00%