大和証券
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TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
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買付価格は買付総額は買付予定株式数をすべて取得した場合で約449億円、比較基準株価は参照株価不掲載です。
プレミアムは算定不可で、分類はプレミアム算定不可です。
公開買付期間は2018-01-30 - 2018-03-13、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2018-03-14の「朝日火災海上保険株式会社株券等に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ」です。
朝日火災海上保険の案件は、上場株のプレミアム競争ではなく、非上場保険会社を楽天の金融事業へ組み込む支配権取得だった。普通株式2,664円と優先株式10,656円を提示し、希薄化後換算で16,773,720株を集めた結果、所有割合は99.30%に達した。価格の妥当性は株価比ではなく、第三者算定レンジと株式種類ごとの転換条件から読む必要がある。
f70-structure 確認済み 楽天は、野村ホールディングス傘下の非上場損害保険会社である朝日火災海上保険の普通株式と甲種優先株式を取得し、最終的な完全子会社化を目指した。
f70-terms 確認済み 公開買付期間は2018年1月30日から3月13日までの30営業日で、普通株式換算の下限12,705,100株、上限なしとされた。
f70-price 確認済み 価格は普通株式1株2,664円、甲種優先株式1株10,656円で、対象株式に市場価格はなく、対象会社側算定の普通株式価値733~2,515円及び1,221~1,984円を上回った。
f70-result 確認済み 応募・取得は普通株式8,437,720株と甲種優先株式2,084,000株で、優先株式を普通株式4株に換算した合計は16,773,720株となり、下限を超えて成立した。
f70-ownership 確認済み 普通株式換算による買付後所有割合は99.30%となり、朝日火災海上保険は2018年3月30日付で楽天の連結子会社となる予定とされた。
f70-synergy 確認済み 楽天は、楽天市場の会員・加盟店やグループ保険代理店への商品販売、インターネット技術を使った新商品の開発を主な協業策として挙げた。
対象会社は野村ホールディングスの傘下にあり、楽天は既存株主との応募契約を軸に全株取得を設計した。損害保険の対面販売力と楽天の会員基盤・デジタル接点を組み合わせる構想であり、単なる金融投資よりも、保険商品の流通経路をグループ内に持つ狙いが前面に出ている。
甲種優先株式には普通株式への転換権があり、下限判定も取得後比率も普通株式4株相当で数える。この案件で「応募株数」だけを表面比較すると、実際に獲得した議決権能力を誤認するため、普通株式、優先株式、換算後合計を分けて表示することが重要である。
市場終値が存在しないため、通常のプレミアム率は算出できない。対象会社が取得した算定書では普通株式の上限が類似会社比較法2,515円、DDM法1,984円であり、2,664円はいずれも上回った。これは公開市場の上乗せではなく、非上場株主へ算定価値を超える退出価格を示したものと評価できる。
応募換算数は下限を約32%上回り、最大取得可能数の約99.3%に達した。わずかな残存株式はあったものの、協業に必要な経営支配はTOBだけでほぼ完成したと読める。楽天側の目的は保険販売と商品開発の意思決定を一体化することであり、結果の比率はその実行余地を十分に確保した。
本件のサイト表示では、価格2,664円は記録する一方、基準株価とプレミアムは空欄とするのが正確である。株価がないのに仮想的な倍率を作ると、上場TOBと同じ市場ベースの値付けだったように見える。代わりに、対象会社算定レンジ上限を上回った事実と、優先株価格が普通株の4倍である構造を説明する方が有益である。
普通株主と優先株主は、それぞれの権利内容に対応した価格で現金化する機会を得た。対象会社は価格を概ね妥当としつつ、市場株価がなく自社が価格交渉に参加していないことから、応募判断を株主に委ねた。99.30%まで取得された結果、非応募で独立株主として残る経済的意味は極めて小さくなった。
数量面ではほぼ全株取得であり、楽天は予定どおり朝日火災海上保険を連結子会社へ移した。保険事業と会員・EC基盤の統合という戦略目的に対して、株主構成上の障害は解消された。ただし、TOB成立は販売シナジーの実現を保証しないため、商品拡販やデジタル化の成果は買収後の事業指標で別途検証すべきである。
本稿は公開買付結果時点までを対象とし、その後の社名変更や楽天グループ内再編、保険料収入への効果は追跡していない。また非上場株式には観察可能な基準価格がないため、2,664円が全株主にとって最適価格だったかを市場反応から検証することはできない。
対象会社は野村ホールディングスの傘下にあり、楽天は既存株主との応募契約を軸に全株取得を設計した。損害保険の対面販売力と楽天の会員基盤・デジタル接点を組み合わせる構想であり、単なる金融投資よりも、保険商品の流通経路をグループ内に持つ狙いが前面に出ている。
甲種優先株式には普通株式への転換権があり、下限判定も取得後比率も普通株式4株相当で数える。この案件で「応募株数」だけを表面比較すると、実際に獲得した議決権能力を誤認するため、普通株式、優先株式、換算後合計を分けて表示することが重要である。
市場終値が存在しないため、通常のプレミアム率は算出できない。対象会社が取得した算定書では普通株式の上限が類似会社比較法2,515円、DDM法1,984円であり、2,664円はいずれも上回った。これは公開市場の上乗せではなく、非上場株主へ算定価値を超える退出価格を示したものと評価できる。
応募換算数は下限を約32%上回り、最大取得可能数の約99.3%に達した。わずかな残存株式はあったものの、協業に必要な経営支配はTOBだけでほぼ完成したと読める。楽天側の目的は保険販売と商品開発の意思決定を一体化することであり、結果の比率はその実行余地を十分に確保した。
本件のサイト表示では、価格2,664円は記録する一方、基準株価とプレミアムは空欄とするのが正確である。株価がないのに仮想的な倍率を作ると、上場TOBと同じ市場ベースの値付けだったように見える。代わりに、対象会社算定レンジ上限を上回った事実と、優先株価格が普通株の4倍である構造を説明する方が有益である。
普通株主と優先株主は、それぞれの権利内容に対応した価格で現金化する機会を得た。対象会社は価格を概ね妥当としつつ、市場株価がなく自社が価格交渉に参加していないことから、応募判断を株主に委ねた。99.30%まで取得された結果、非応募で独立株主として残る経済的意味は極めて小さくなった。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-16です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール終了
応募期間2018-01-30 - 2018-03-13
イベント数2
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム算定不可