条件メモ
買付価格は買付総額は約155億円、比較基準株価は1,974円です。
プレミアムは+39.31%で、分類は高プレミアムです。
公開買付期間は2019-02-01 - 2019-03-18、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2019-03-19の「株式会社JIEC株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」です。
買付価格は買付総額は約155億円、比較基準株価は1,974円です。
プレミアムは+39.31%で、分類は高プレミアムです。
公開買付期間は2019-02-01 - 2019-03-18、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2019-03-19の「株式会社JIEC株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」です。
SCSKによるJIECのTOBは、既に69.52%を持つ親会社が少数株主分を現金化し、完全子会社化へ進む上場子会社整理だった。2,750円に1,946,726株が応募し、持分は97.90%へ達したため、公開買付け後の残余株取得まで見通せる結果となった。
f22-setting 確認済み SCSKはJIEC株式4,768,000株、所有割合69.52%を保有する親会社で、残余株式を取得して完全子会社化するTOBを実施した。
f22-terms 確認済み 買付価格は2,750円、期間は2019年2月1日から3月18日で、買付予定数に下限も上限も設けず応募株式を全て取得する条件だった。
f22-premium 確認済み 2,750円は公表前終値1,974円を39.31%、直近3か月平均1,949円を41.10%上回った。
f22-rationale 確認済み SCSKは、JIECの金融・ERP・基盤系システム開発力をグループ内で一体運営し、営業連携、技術者配置、意思決定の迅速化を進める方針を示した。
f22-result 確認済み 応募1,946,726株の全てが買い付けられ、SCSKの所有割合は69.52%から97.90%へ上昇した。
f22-exit 確認済み TOB後に残る株式は株式売渡請求等で取得し、JIECを完全子会社化して上場廃止へ進める予定だった。
JIECは金融、ERP、基盤システムなど企業ITの開発・保守を担い、SCSKの事業領域と重なる部分が多かった。親子上場のままでは両社がそれぞれの株主利益を考慮して取引条件や人員配置を決める必要があるため、SCSKは資本を一本化して営業・技術資源の運用を速める構想を採った。
開始時点でSCSKが3分の2超を保有していたため、本件は外部から支配権を奪う買収ではない。残る約30%を取得して独立株主を退出させ、意思決定上の利益相反と上場維持コストを解消することが取引構造の中心だった。
2,750円は前日終値比39.31%、3か月平均比41.10%で、基準期間による差が小さい。短期株価だけが特異に下がった場面を利用した価格ではなく、複数の市場基準に対しておおむね4割の上乗せを置いた条件と読める。
下限も上限も設けない条件は、応募した少数株主に数量面の不確実性を残さなかった。1,946,726株がそのまま取得され97.90%へ達したことで、追加の組織再編を実行できる持分が得られ、取引の完了確度が高まった。
JIECの2,750円は、終値1,974円に776円を加えた水準である。親会社による完全子会社化では、単純な支配権プレミアムだけでなく、上場子会社として将来得られたかもしれない価値と、確実な現金化との交換になる。41.10%の3か月平均比は厚いが、統合後の上振れを少数株主が共有できなくなる点も合わせて評価すべきだった。
応募株主は全株を2,750円で売却でき、上限付き案件のような按分リスクはなかった。応募しない株主も、97.90%を得たSCSKが残余株取得へ進む予定だったため、上場会社の株主として長く残る選択肢は限定的だった。実質的な判断は、提示価格の妥当性と手続の公正性へ集中する。
公開買付けは成立し、SCSKはJIECの完全子会社化に必要な段階を予定どおり通過した。応募実績は価格条件が十分な数量を集めたことを示す一方、営業連携や技術者配置がどこまで改善したかはTOB結果からは分からない。資本取引の成功と統合効果の実現を区別して追う必要がある。
確認資料はSCSKが公表した開始・結果リリースであり、JIECの顧客別採算、独立取締役の審議詳細、株主ごとの応募判断を再現するものではない。完全子会社化後の業績寄与、従業員配置、サービス統合の成果は将来情報で、本稿の成立判定には含めていない。
JIECは金融、ERP、基盤システムなど企業ITの開発・保守を担い、SCSKの事業領域と重なる部分が多かった。親子上場のままでは両社がそれぞれの株主利益を考慮して取引条件や人員配置を決める必要があるため、SCSKは資本を一本化して営業・技術資源の運用を速める構想を採った。
開始時点でSCSKが3分の2超を保有していたため、本件は外部から支配権を奪う買収ではない。残る約30%を取得して独立株主を退出させ、意思決定上の利益相反と上場維持コストを解消することが取引構造の中心だった。
2,750円は前日終値比39.31%、3か月平均比41.10%で、基準期間による差が小さい。短期株価だけが特異に下がった場面を利用した価格ではなく、複数の市場基準に対しておおむね4割の上乗せを置いた条件と読める。
下限も上限も設けない条件は、応募した少数株主に数量面の不確実性を残さなかった。1,946,726株がそのまま取得され97.90%へ達したことで、追加の組織再編を実行できる持分が得られ、取引の完了確度が高まった。
JIECの2,750円は、終値1,974円に776円を加えた水準である。親会社による完全子会社化では、単純な支配権プレミアムだけでなく、上場子会社として将来得られたかもしれない価値と、確実な現金化との交換になる。41.10%の3か月平均比は厚いが、統合後の上振れを少数株主が共有できなくなる点も合わせて評価すべきだった。
応募株主は全株を2,750円で売却でき、上限付き案件のような按分リスクはなかった。応募しない株主も、97.90%を得たSCSKが残余株取得へ進む予定だったため、上場会社の株主として長く残る選択肢は限定的だった。実質的な判断は、提示価格の妥当性と手続の公正性へ集中する。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-15です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール終了
応募期間2019-02-01 - 2019-03-18
イベント数2
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム+41.10%