三田証券
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TOBへの応募手続き
応募には、届出書に記載された証券会社の口座と株式移管が必要になる場合があります。
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買付価格は3,456円、比較基準株価は3,115円です。
プレミアムは+10.95%で、分類は標準的プレミアムです。
公開買付期間は2020-01-21 - 2020-04-02、進行状況は終了として整理しています。
最終進捗は撤回(一次資料で結果確認)、最終イベントは2020-04-02の「芝浦機械株式会社株券等に対する公開買付撤回届出書」です。
東芝機械を対象とした3,456円のTOBは、応募不足で失敗したのではなく、対抗措置の発動を受けて2020年4月2日に撤回された。買付者は最大43.82%の議決権を目指したが新規取得は生じず、会社は芝浦機械へ商号を変えた後も上場を継続した。
f886-setting 確認済み シティインデックスイレブンスは、特別関係者を含むグループで東芝機械株式12.75%を保有した状態から、最大7,500,000株を追加取得し、合計43.82%まで高める上限付きTOBを開始した。
f886-strategy 確認済み 買付者は、東芝機械のPBRが長く1倍を下回り、現預金・政策保有株式やニューフレアテクノロジー株式の売却資金を株主価値向上へ活用する余地があるとして、発言権強化とガバナンス改善を目的に掲げた。
f886-terms 確認済み 買付価格は3,456円で、当初から延長後までの公開買付期間は2020年1月21日から4月16日までとされた。買付予定数の上限は7,500,000株で、上場廃止は企図されていなかった。
f886-premium 確認済み 3,456円は決定日前営業日の終値3,115円に10.95%、1か月平均2,969円に16.40%、3か月平均2,770円に24.77%、6か月平均2,476円に39.58%を加えた価格だった。
f886-defense 確認済み 対象会社は大規模買付行為への対応方針を導入し、2020年3月27日の株主総会承認を経て、対抗措置として無償割当てによる新株予約権を発行する手続を進めた。
f886-withdrawal 確認済み 公開買付者は撤回条件が充足したとして2020年4月2日にTOBを撤回した。応募株式の買付けは行われず、最終予定日4月16日を待たずに案件は終了した。
f886-listing 確認済み 撤回により公開買付者の直接取得はゼロに終わり、芝浦機械へ商号変更した対象会社の上場は維持された。買付者グループの既存持分と経営権をめぐる対立は、成立TOBの持分移転とは異なる結末となった。
買付者側の問題提起は、低いPBRと厚い金融資産、ニューフレアテクノロジー株式売却代金の使途に集中していた。全株取得ではなく大株主としての発言力を強め、余剰資本の還元やROE改善を促すアクティビスト型の設計で、事業統合を目的とする親子会社TOBとは性格が異なる。
対象会社側は、43.82%まで議決権が集中することが経営の支配へ及ぼす影響を重く見て対応方針を運用した。株主総会を通じて新株予約権無償割当ての承認を得たことが、届出書に定めた撤回事由へ直結し、価格競争ではなく買収防衛手続が案件の帰趨を決めた。
基準終値比の上乗せは10.95%にとどまる一方、3か月平均比では24.77%だった。予告を受けた株価上昇の影響が基準日価格に含まれるため、どの時点を基準にするかで条件評価が大きく変わり、買付者はPBR1倍程度という資産価値の論理を前面に出した。
上限7,500,000株という条件は、非公開化費用を負わず強い拒否権を得る狙いと整合する。しかし一般株主には43.82%の大株主と現経営陣の対立が続く可能性があり、プレミアムだけでなく、成立後の統治安定性を評価する必要があった。
3,456円は公表判断前の3,115円より10.95%高く、3か月平均2,770円より24.77%高い。公表直前に買付予告が伝わって株価が動いた事情を踏まえると、短い基準ほど割安に見えやすい。結局は撤回され一株も買われなかったため、提示プレミアムは株主の実現対価にならず、条件表の数値と経済的成果が完全に分離した事例である。
株主はTOBへの応募判断と同時に、防衛策による希薄化条件、買付者の資本効率改善要求、現経営陣の事業継続案を比較する局面に置かれた。株主総会で対抗措置が承認されると買付者は撤回を選び、応募予定者は3,456円で換金する選択肢を失った。上場維持による将来価値は残ったものの、即時の価格確定性は消えた。
法的な終局は「撤回」であり、通常の不成立TOBのように応募数が下限へ届かなかったケースではない。この区別は、買付価格の魅力度や株主支持を結果から推測するときに重要である。芝浦機械の企業価値がどちらの方針で高まったかは撤回届出書から結論できないが、少なくとも本TOBによる持分移転はゼロだった。
本稿は公開買付届出書に表れた買付者の資本政策上の主張と、撤回届出書に記録された防衛策・撤回理由を整理した。株主総会での賛否内訳、新株予約権の個別条項が各株主へ与える価値、撤回後の双方の市場取引、芝浦機械の中期業績までは検証していない。
買付者側の問題提起は、低いPBRと厚い金融資産、ニューフレアテクノロジー株式売却代金の使途に集中していた。全株取得ではなく大株主としての発言力を強め、余剰資本の還元やROE改善を促すアクティビスト型の設計で、事業統合を目的とする親子会社TOBとは性格が異なる。
対象会社側は、43.82%まで議決権が集中することが経営の支配へ及ぼす影響を重く見て対応方針を運用した。株主総会を通じて新株予約権無償割当ての承認を得たことが、届出書に定めた撤回事由へ直結し、価格競争ではなく買収防衛手続が案件の帰趨を決めた。
基準終値比の上乗せは10.95%にとどまる一方、3か月平均比では24.77%だった。予告を受けた株価上昇の影響が基準日価格に含まれるため、どの時点を基準にするかで条件評価が大きく変わり、買付者はPBR1倍程度という資産価値の論理を前面に出した。
上限7,500,000株という条件は、非公開化費用を負わず強い拒否権を得る狙いと整合する。しかし一般株主には43.82%の大株主と現経営陣の対立が続く可能性があり、プレミアムだけでなく、成立後の統治安定性を評価する必要があった。
3,456円は公表判断前の3,115円より10.95%高く、3か月平均2,770円より24.77%高い。公表直前に買付予告が伝わって株価が動いた事情を踏まえると、短い基準ほど割安に見えやすい。結局は撤回され一株も買われなかったため、提示プレミアムは株主の実現対価にならず、条件表の数値と経済的成果が完全に分離した事例である。
株主はTOBへの応募判断と同時に、防衛策による希薄化条件、買付者の資本効率改善要求、現経営陣の事業継続案を比較する局面に置かれた。株主総会で対抗措置が承認されると買付者は撤回を選び、応募予定者は3,456円で換金する選択肢を失った。上場維持による将来価値は残ったものの、即時の価格確定性は消えた。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-15です。
開始種別敵対的
案件区分TOB
スケジュール終了
応募期間2020-01-21 - 2020-04-02
イベント数2
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム+24.77%