条件メモ
買付価格は380円、比較基準株価は349円です。
プレミアムは+8.88%で、分類は低プレミアムです。
公開買付期間は2024-11-15 - 2024-12-12、進行状況は資料準拠として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2024-12-13の「公開買付報告書(株式会社ノバレーゼ株式等)」です。
買付価格は380円、比較基準株価は349円です。
プレミアムは+8.88%で、分類は低プレミアムです。
公開買付期間は2024-11-15 - 2024-12-12、進行状況は資料準拠として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2024-12-13の「公開買付報告書(株式会社ノバレーゼ株式等)」です。
ノバレーゼ案件は、貸会議室・イベント施設を運営するティーケーピーが、結婚式場運営会社を1株380円で連結子会社化した上場維持型TOBである。8,410,801株の応募に対し按分で6,750,099株を取得し、直接保有は約60%となった。完全買収ではなく、施設、人材、顧客、厨房、不動産情報を共有しながら、少数株主を残して協業成果を市場で検証する支配権強化だった。
f084-before 確認済み ティーケーピーはTOB前にノバレーゼ株8,250,000株、発行済株式の33.00%を保有し、対象会社を持分法適用関連会社としていた。
f084-sellers 確認済み Polaris Third Master Fund IIとTiara CG Private Equity Fund 2013は、合計4,693,900株、発行済株式の18.78%をTOBに応募する契約を締結した。
f084-purpose 確認済み TOBの目的はノバレーゼを連結子会社にすることで、買付後も東証スタンダード市場への上場を維持する方針だった。
f084-terms 確認済み 買付価格は1株380円、下限4,693,900株、発行済株式の18.78%、上限6,750,000株、同27.00%で、上限まで取得した場合のティーケーピー直接保有は15,000,000株、60.00%となる設計だった。
f084-synergies 確認済み 両社は施設・情報・人材の共有、ティーケーピーの平日顧客から結婚式場への送客、低需要時間帯の厨房を使うケータリング、不動産情報やPFI案件の共有、出店加速を協業領域に挙げた。
f084-premium 確認済み 380円は公表前営業日終値336円に13.10%、1か月平均334円に13.77%、3か月平均323円に17.65%、6か月平均313円に21.41%のプレミアムだった。
f084-valuation 確認済み ティーケーピー側が佐藤総合法律事務所から得た1株価値は市場株価法313~336円、類似会社比較法182~297円、DCF法752~1,336円だった。380円は市場・類似会社レンジを上回る一方、DCF下限を下回り、フェアネス・オピニオンは取得していない。
f084-opinion 確認済み ノバレーゼは子会社化と協業に賛同したが、上場が維持されるため価格の妥当性を判断せず、TOBへ応募するかは株主の判断に委ねた。対象会社独自の株式価値算定も取得していない。
f084-result 確認済み 2024年11月15日から12月12日までのTOBには8,410,801株が応募した。上限超過のため按分となり、端数処理の結果、名目上限6,750,000株に対して実際の買付数は6,750,099株だった。
f084-ownership 確認済み TOB後のティーケーピー直接保有は15,000,099株、約60.00%である。報告書の62.02%は直接議決権150,000個に特別関係者12,995個(うち潜在株式分12,800個)を加えた法定計算値で、直接保有率ではない。
ティーケーピーはすでに33%を持つ持分法適用会社から、追加で最大27%を取得して連結子会社へ移す段階的買収を選んだ。下限18.78%がPolaris系2株主の応募合意分と一致するため、最低限の目的は旧ファンド持分を引き取り、過半数支配を確実にすることだった。
上限を置いたことで一般株主は全員が売れるとは限らず、実際に応募が上限を166万株超え、按分となった。その代わり上場は維持され、売れなかった株主や保有継続を選んだ株主は、親会社との協業による将来価値へ参加できる。
両社の施設は婚礼、会議、宴会、ケータリングという異なる曜日・時間帯の需要を持つ。平日法人需要と週末婚礼需要、遊休厨房と外販ケータリングを組み合わせ、同じ不動産・人員の稼働率を上げられれば、単なる売上紹介より資本効率に効くシナジーになり得る。
一方、婚礼と貸会議室ではブランド、顧客獲得、接客品質、設備投資回収が異なる。出店を速めるだけでは固定費と減損リスクが増えるため、送客件数、会場稼働率、顧客獲得費、ケータリング粗利、店舗別投下資本利益率を開示して初めて統合効果を判断できる。
380円は3か月平均比17.65%の上乗せで、上場廃止型TOBほど厚い出口価格ではない。買い手側算定では市場・類似会社レンジを超えるが、DCF下限752円の約半分にとどまるという大きな方法差がある。対象会社が独自算定をせず価格判断を留保した以上、380円を『公正価値』と断定せず、支配権取得価格と上場継続価値の折衷として読むのが妥当である。
株主には380円で応募する選択と、ティーケーピー子会社になった後も保有する選択があった。ただし応募超過により売却数量は保証されず、按分後の残株には市場価格変動が残る。対象会社の中立姿勢は上場維持案件として合理的だが、少数株主は親会社との取引条件、利益移転、取締役会の独立性を継続して監視する必要がある。
応募は下限を大きく超え、端数按分で6,750,099株を取得した。ティーケーピーの直接保有は約60%であり、報告書の62.02%は特別関係者の潜在株式等を含む法定合算値である。子会社化という取引目的は達成したが、上場維持を選んだ以上、協業成果と親子上場の利益相反を継続的に公開市場へ説明できるかが次の評価軸になる。
確認範囲は公開買付報告書までで、連結後の送客、厨房利用、出店、収益性、関連当事者取引、株価は検証していない。価値算定は買い手側のみで、DCFと市場・類似会社法の乖離理由も結果資料からは確定できない。
ティーケーピーはすでに33%を持つ持分法適用会社から、追加で最大27%を取得して連結子会社へ移す段階的買収を選んだ。下限18.78%がPolaris系2株主の応募合意分と一致するため、最低限の目的は旧ファンド持分を引き取り、過半数支配を確実にすることだった。
上限を置いたことで一般株主は全員が売れるとは限らず、実際に応募が上限を166万株超え、按分となった。その代わり上場は維持され、売れなかった株主や保有継続を選んだ株主は、親会社との協業による将来価値へ参加できる。
両社の施設は婚礼、会議、宴会、ケータリングという異なる曜日・時間帯の需要を持つ。平日法人需要と週末婚礼需要、遊休厨房と外販ケータリングを組み合わせ、同じ不動産・人員の稼働率を上げられれば、単なる売上紹介より資本効率に効くシナジーになり得る。
一方、婚礼と貸会議室ではブランド、顧客獲得、接客品質、設備投資回収が異なる。出店を速めるだけでは固定費と減損リスクが増えるため、送客件数、会場稼働率、顧客獲得費、ケータリング粗利、店舗別投下資本利益率を開示して初めて統合効果を判断できる。
380円は3か月平均比17.65%の上乗せで、上場廃止型TOBほど厚い出口価格ではない。買い手側算定では市場・類似会社レンジを超えるが、DCF下限752円の約半分にとどまるという大きな方法差がある。対象会社が独自算定をせず価格判断を留保した以上、380円を『公正価値』と断定せず、支配権取得価格と上場継続価値の折衷として読むのが妥当である。
株主には380円で応募する選択と、ティーケーピー子会社になった後も保有する選択があった。ただし応募超過により売却数量は保証されず、按分後の残株には市場価格変動が残る。対象会社の中立姿勢は上場維持案件として合理的だが、少数株主は親会社との取引条件、利益移転、取締役会の独立性を継続して監視する必要がある。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-18です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール資料準拠
応募期間2024-11-15 - 2024-12-12
イベント数2
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム+17.65%