条件メモ
買付価格は680円です。公表前の実測終値は未確認で、549円は3か月平均プレミアムからの逆算推計値のため主要条件には使用しません。
プレミアムは+23.86%で、分類は標準的プレミアムです。
公開買付期間は2024-12-10 - 2025-01-28、進行状況は資料準拠として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2025-01-29の「日特建設株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」です。
買付価格は680円です。公表前の実測終値は未確認で、549円は3か月平均プレミアムからの逆算推計値のため主要条件には使用しません。
プレミアムは+23.86%で、分類は標準的プレミアムです。
公開買付期間は2024-12-10 - 2025-01-28、進行状況は資料準拠として整理しています。
最終進捗は成立(一次資料で結果確認)、最終イベントは2025-01-29の「日特建設株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」です。
麻生フオームクリートの非公開化は、日特建設が一般株主には1株680円のTOBを行い、麻生グループの62.10%支配ブロックは別契約で1株500円により取得した二価格取引である。TOB直後の92.28%は買い手直接30.18%と不応募株主62.10%の合算であり、株式譲渡完了後に初めて日特建設の直接保有が92.28%になった。
f098-position 確認済み 日特建設はTOB前に麻生フオームクリート株を保有していなかった。麻生は1,420,000株、議決権比率41.60%、麻生地所は400,000株、11.72%、麻生商事は300,000株、8.79%を保有していた。
f098-two-price 確認済み 麻生、麻生地所、麻生商事は合計2,120,000株、議決権比率62.10%をTOBへ応募せず、TOB後に1株500円で日特建設へ譲渡する契約を結んだ。一般株主向けTOB価格は680円で、支配株主側の譲渡価格より180円高かった。
f098-terms 確認済み TOBの買付価格は1株680円、買付予定数は1,293,729株、下限は155,800株で、上限はなかった。下限は不応募合意株式と合わせて総議決権の3分の2以上を確保できるよう設定された。
f098-premium 確認済み 680円は公表前営業日の2024年12月6日終値546円を24.54%、1か月平均542円を25.46%、3か月平均549円を23.86%、6か月平均580円を17.24%上回った。
f098-price-process 確認済み 日特建設は当初550円を提案したが、麻生フオームクリートの特別委員会との複数回の協議を経て680円へ引き上げた。対象会社側の株式価値算定は市場株価法542~580円、類似会社比較法47~151円、DCF法396~828円で、フェアネス・オピニオンは取得していない。
f098-rationale 確認済み 両社は、日特建設の全国営業網と麻生フオームクリートの気泡コンクリート・FCB工法を組み合わせ、技術者と施工体制の補完、案件紹介、調達・管理機能の共通化を進める方針を示した。対象会社は営業力の弱さ、技術者と協力会社の不足を課題としていた。
f098-result 確認済み TOBは2024年12月10日から2025年1月28日まで30営業日で実施され、1,030,141株の応募があり、その全てを取得した。TOB直後の日特建設の直接所有割合は30.18%で、不応募合意株主分62.10%を合わせた株券等所有割合は92.28%だった。
f098-transfer 確認済み 不応募合意株式の譲渡は2025年2月12日までに完了し、日特建設は3,150,141株、議決権比率92.28%を直接保有した。残存株式は1株680円で売渡請求の対象となり、取得日は3月19日、上場廃止日は3月17日とされた。
麻生フオームクリートは特殊土木の技術を持つ一方、営業範囲、技術者、施工協力会社の確保に制約があった。日特建設は同業に近い全国基盤を持ち、少数出資より完全子会社化の方が、人材配置や受注情報を競争上の懸念なく共有しやすいと判断した。
既存支配株主が62.10%をTOB外で売るため、一般株主の応募だけでは取引の成否が決まらない構造だった。下限155,800株は、支配ブロックと合算して特別決議に必要な3分の2へ届く水準で、スクイーズアウトを予定した最低条件として機能した。
全国の営業案件へ気泡コンクリートやFCB工法を提案し、双方の技術者・協力会社を融通できれば、対象会社が単独では取り切れなかった工事を受注できる。管理・調達の共通化よりも、案件獲得から施工完了までの供給能力を広げる点が主要な事業仮説である。
ただし同業統合では、希少な技術者が親会社案件へ偏り、対象会社固有の顧客対応が弱くなる恐れもある。受注高だけでなく、技術者一人当たり粗利、外注比率、失注理由、工期遅延、共同受注比率を追わなければ、営業網拡大が採算改善につながったか判定できない。
一般株主向け680円は直前終値を24.54%上回り、特別委員会との交渉で当初550円から引き上げられた。さらに麻生グループの500円より36%高い。支配株主が低い価格で支配権を手放すことで、差額が少数株主の退出条件へ配分された点は、二価格であっても少数株主に不利な利益移転とは逆方向である。
上場廃止を前提とし、最終的な売渡請求価格も680円なので、一般株主はTOBで早期に現金化するか、同額の強制取得を待つかの違いだった。DCFレンジは幅が広くフェアネス・オピニオンもないため、価格の十分性はレンジだけで断定できないが、独立委員会の値上げ交渉と支配株主より高い価格は重要な保護要素である。
応募1,030,141株は下限を大きく超え、株式譲渡後に日特建設は直接92.28%を確保し、売渡請求へ進んだため、非公開化の実行は完了した。評価で注意すべきなのは時点であり、TOB結果時の92.28%は特別関係者込み、2月12日以後は買い手単独である。成立をシナジー実現と同一視せず、統合後の受注品質を別に検証する必要がある。
確認範囲は売渡請求と上場廃止予定までで、完全子会社化後の売上、利益、技術者定着、共同受注、工事採算は検証していない。また株価算定レンジは取引時点の前提に依存し、680円が将来の統合価値を全て反映したかは公開資料だけでは確定できない。
麻生フオームクリートは特殊土木の技術を持つ一方、営業範囲、技術者、施工協力会社の確保に制約があった。日特建設は同業に近い全国基盤を持ち、少数出資より完全子会社化の方が、人材配置や受注情報を競争上の懸念なく共有しやすいと判断した。
既存支配株主が62.10%をTOB外で売るため、一般株主の応募だけでは取引の成否が決まらない構造だった。下限155,800株は、支配ブロックと合算して特別決議に必要な3分の2へ届く水準で、スクイーズアウトを予定した最低条件として機能した。
全国の営業案件へ気泡コンクリートやFCB工法を提案し、双方の技術者・協力会社を融通できれば、対象会社が単独では取り切れなかった工事を受注できる。管理・調達の共通化よりも、案件獲得から施工完了までの供給能力を広げる点が主要な事業仮説である。
ただし同業統合では、希少な技術者が親会社案件へ偏り、対象会社固有の顧客対応が弱くなる恐れもある。受注高だけでなく、技術者一人当たり粗利、外注比率、失注理由、工期遅延、共同受注比率を追わなければ、営業網拡大が採算改善につながったか判定できない。
一般株主向け680円は直前終値を24.54%上回り、特別委員会との交渉で当初550円から引き上げられた。さらに麻生グループの500円より36%高い。支配株主が低い価格で支配権を手放すことで、差額が少数株主の退出条件へ配分された点は、二価格であっても少数株主に不利な利益移転とは逆方向である。
上場廃止を前提とし、最終的な売渡請求価格も680円なので、一般株主はTOBで早期に現金化するか、同額の強制取得を待つかの違いだった。DCFレンジは幅が広くフェアネス・オピニオンもないため、価格の十分性はレンジだけで断定できないが、独立委員会の値上げ交渉と支配株主より高い価格は重要な保護要素である。
会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は3件、確認日は2026-07-18です。
開始種別開始
案件区分TOB
スケジュール資料準拠
応募期間2024-12-10 - 2025-01-28
イベント数2
上場・手続き上場方針不掲載
100株損益不掲載
3か月プレミアム+23.86%