検証済みTOB事例

ワールドのTOB・MBO事例:ハーバーホールディングスアルファ(2005-07-27公表・2005年収録)

ワールドのMBOでは、2005年7月25日に対象取締役会が賛同し、1株4,700円で44,159,907株を取得した。買付者の所有割合は94.99%となり、同年11月の上場廃止から完全子会社化へ進んだ。

主要条件

対象会社 ワールド 3596
買付者 ハーバーホールディングスアルファ ワールド←ハーバーホールディングスアルファ
TOB価格 4,700円 比較基準株価: 参照株価不掲載
プレミアム 算定不可 基準不掲載
公開買付期間 2005-07-27 - 2005-09-01 代理人不掲載
最終進捗 開始確認(結果未掲載) 2005-09-01 / ハーバーホールディングスアルファ、ワールドへの公開買付期間を確認

TOB応募の確認事項

案件の読み方

条件メモ

買付価格は4,700円、比較基準株価は参照株価不掲載です。

プレミアムは算定不可で、分類はプレミアム算定不可です。

公開買付期間は2005-07-27 - 2005-09-01、進行状況は資料準拠として整理しています。

最終進捗は開始確認(結果未掲載)、最終イベントは2005-09-01の「ハーバーホールディングスアルファ、ワールドへの公開買付期間を確認」です。

確認ポイント

  • 開始確認のみの案件は、結果公表、訂正届出書、決済開始日、成立後の保有割合を追加資料で確認する。
  • プレミアムを算定できない案件では、公開買付届出書、意見表明報告書、結果公表で買付価格、基準株価、算定根拠を直接確認する。
  • ワールドとハーバーホールディングスアルファの資本関係、応募契約、買付予定数の下限・上限、成立後の上場維持または非公開化方針を確認する。
  • 最終判断では速報だけでなく、対象会社の意見表明、公開買付届出書、訂正届出書、結果公表を確認する。

一次資料に基づく案件別分析

結論

ワールドのMBOでは、2005年7月25日に対象取締役会が賛同し、1株4,700円で44,159,907株を取得した。買付者の所有割合は94.99%となり、同年11月の上場廃止から完全子会社化へ進んだ。

確認した事実

  1. f-rakuten-23-1 確認済み ワールドの後年法定資料は、2005年7月25日の取締役会がMBOに賛同したと説明する。

  2. f-rakuten-23-2 確認済み 同資料は1株4,700円の公開買付けを経て2005年11月に上場廃止したと記載する。

  3. f-rakuten-23-3 条件付き確認 ワールドの公式記事も、2005年にMBOを実施して非上場化した経緯を確認する。

  4. f-rakuten-23-4 条件付き確認 楽天証券一覧が示す買付期間は2005年7月27日から9月1日までである。

  5. f-rakuten-23-5 確認済み ワールドの法定資料は、44,159,907株が応募され、その全てを取得したと記載する。

  6. f-rakuten-23-6 確認済み 公開買付け後の買付者の所有割合は94.99%となった。

  7. f-rakuten-23-7 確認済み 法定資料が示す買付期間は2005年7月27日から9月1日までの37日間である。

  8. f-rakuten-23-8 確認済み 1株4,700円は過去6か月の平均株価3,741円を25.6%上回り、過去の最高値4,410円も上回った。

  9. f-rakuten-23-9 確認済み ワールドは二つの第三者算定機関から株式価値算定書を取得し、1株4,700円は両算定結果の上限を上回った。

  10. f-rakuten-23-10 確認済み 賛同判断では法的助言を受け、社外取締役2名が審議に参加し、買付者側と利害関係を持つ代表取締役は審議と決議から除外された。

  11. f-rakuten-23-11 確認済み ワールドは2005年9月28日に株式交換を決定し、12月1日の効力発生時に残存株主へ1株4,700円相当の金銭を交付した。

  12. f-rakuten-23-12 確認済み ワールドは2005年12月に完全子会社となり、2006年4月に買付者と合併して商号を株式会社ワールドへ変更した。

  13. f-rakuten-23-13 確認済み ワールドの2015年有価証券報告書の沿革は、長期的かつ持続的な企業価値最大化を目的に2005年にMBOによる公開買付けと上場廃止を行ったと記載する。

背景

対象取締役会の賛同後、2005年7月27日から9月1日まで37日間の買付けが行われ、応募44,159,907株は全て取得された。回収資料で確認できる実行経過を、一般的なアパレル再編の説明で補わない。

利益相反への対応として、二つの第三者算定機関による評価、法的助言、社外取締役2名の審議参加、利害関係を持つ代表取締役の審議・決議からの除外が記録される。MBOの賛同判断には複数の公正性措置が置かれた。

なぜこの取引が選ばれたか

提示価格は過去6か月平均3,741円を25.6%上回り、過去最高値4,410円と二つの第三者算定結果の上限も超えた。取締役会が価格の市場対比と外部評価を踏まえて賛同したことは一次資料で確認できる。

94.99%取得後、9月28日に株式交換を決定し、12月1日に残存株主へTOBと同じ1株4,700円相当を交付して完全子会社化した。2006年4月には買付者との合併と商号変更まで完了した。

プレミアムの読み方

1株4,700円は6か月平均3,741円に25.6%のプレミアムを付け、過去最高値4,410円と二つの算定レンジ上限も上回った。算定書の個別前提は後年資料の要約だけでは再検証できないが、確認できる価格対比は少数株主に有利な方向だった。

少数株主の論点

少数株主には市場平均と過去最高値を上回る現金価格が示され、非応募株主にも株式交換時に同額相当が交付された。二つの外部算定と利益相反回避措置も確認できるが、算定書の全前提までは後年資料から復元できない。

結果の評価

応募株式の全数取得、94.99%保有、上場廃止、同額対価による残存株主処理、完全子会社化と合併まで確認できるため、非公開化の実行結果は成立と評価できる。非公開期間中の事業成果は本件の取引結果と分けて扱う。

確認できない点・限界

主要条件、価格比較、公正性措置、44,159,907株の取得、94.99%保有、残存株主への1株4,700円相当の交付は、EDINET掲載の後年法定資料で一次確認した。当時の開始・意見・結果各原本は別途回収できていないため、個別算定前提には踏み込まない。

資料一覧

このTOBの位置づけ

案件タイプ

対象取締役会の賛同後、2005年7月27日から9月1日まで37日間の買付けが行われ、応募44,159,907株は全て取得された。回収資料で確認できる実行経過を、一般的なアパレル再編の説明で補わない。

利益相反への対応として、二つの第三者算定機関による評価、法的助言、社外取締役2名の審議参加、利害関係を持つ代表取締役の審議・決議からの除外が記録される。MBOの賛同判断には複数の公正性措置が置かれた。

読みどころ

提示価格は過去6か月平均3,741円を25.6%上回り、過去最高値4,410円と二つの第三者算定結果の上限も超えた。取締役会が価格の市場対比と外部評価を踏まえて賛同したことは一次資料で確認できる。

94.99%取得後、9月28日に株式交換を決定し、12月1日に残存株主へTOBと同じ1株4,700円相当を交付して完全子会社化した。2006年4月には買付者との合併と商号変更まで完了した。

1株4,700円は6か月平均3,741円に25.6%のプレミアムを付け、過去最高値4,410円と二つの算定レンジ上限も上回った。算定書の個別前提は後年資料の要約だけでは再検証できないが、確認できる価格対比は少数株主に有利な方向だった。

少数株主には市場平均と過去最高値を上回る現金価格が示され、非応募株主にも株式交換時に同額相当が交付された。二つの外部算定と利益相反回避措置も確認できるが、算定書の全前提までは後年資料から復元できない。

会社IR、法定開示、取引所開示などを案件単位で照合しています。一次資料は2件、確認日は2026-07-17です。

条件と進捗

開始種別開始

案件区分TOB

スケジュール資料準拠

応募期間2005-07-27 - 2005-09-01

イベント数1

上場・手続き上場方針不掲載

100株損益不掲載

3か月プレミアム算定不可